【2026年】名古屋から上高地への行き方を比較|直行バス・電車・車の料金と時間
名古屋から上高地へ行こうと思って調べてみると、直行バスや特急、高速バス、車など、いくつもの行き方が出てきます。
さらに松本経由と高山経由があり、
「結局、どのルートで行けばいいの?」
と迷ってしまいがち。
基本的には名古屋から上高地への主な行き方は、次の4通りです。
- 乗り換えなしの直行バス
- 松本または高山まで高速バス
- 松本または高山まで特急列車
- 沢渡またはあかんだな駐車場まで車
この記事では、それぞれの料金や所要時間、乗り換え回数を比較しながら、具体的な行き方をわかりやすく解説します。
旅行日が決まっている方は、直行バスの運行日や帰りの時刻も確認しながら、自分に合ったルートを選んでみてくださいね。
※運賃・時刻は2026年度の情報をもとにしています。利用前には各交通機関の公式サイトで最新情報をご確認ください。
- 名古屋から上高地への行き方は主に4通り
- 名古屋から上高地までの料金・時間・乗り換え回数を比較
- 名古屋から上高地まで【直行バス】で行く方法
- 高速バスを乗り継いで名古屋から上高地へ行く方法
- 高速バス松本経由のルート
- 高速バス高山経由のルート
- 特急列車で名古屋から上高地へ行く方法
- 特急しなのを利用して松本経由で行く方法
- 特急ひだを利用して高山経由で行く方法
- 車で名古屋から上高地へ行く方法
- あかんだな駐車場を経由して上高地へ行く方法
- 沢渡駐車場を経由して上高地へ行く方法
- 名古屋から上高地は日帰りできる?
- 朝からゆっくり楽しみたいなら前泊もおすすめ
- 名古屋から上高地への行き方に関するよくある質問
- 名古屋から上高地行き方まとめ|自分に合ったルートで、上高地への旅も楽しもう
名古屋から上高地への行き方は主に4通り
名古屋から上高地へ行く方法は、大きく分けると【直行バス】【高速バス】【特急列車】【車】の4通りです。
ただし、高速バスと特急列車は松本経由と高山経由、車は沢渡駐車場とあかんだな駐車場を利用するルートに分かれます。
それぞれの経路は次のとおりです。
直行バス
名鉄バスセンター
↓
上高地バスターミナル
高速バスの松本経由
名鉄バスセンター
↓
松本バスターミナル・松本駅
↓
新島々駅
↓
上高地
高速バスの高山経由
名鉄バスセンター
↓
高山濃飛バスセンター
↓
平湯バスターミナル
↓
上高地
特急列車の松本経由
名古屋駅
↓ 特急しなの
松本駅
↓ 松本電鉄上高地線
新島々駅
↓ 路線バス
上高地
特急列車の高山経由
名古屋駅
↓ 特急ひだ
高山駅
↓ 路線バス
平湯バスターミナル
↓ シャトルバス
上高地
車
名古屋
↓
沢渡駐車場またはあかんだな駐車場
↓ シャトルバス・タクシー
上高地
上高地では通年マイカー規制が行われているため、一般車で上高地まで直接入ることはできません。
車で行く場合も、途中の駐車場でシャトルバスかタクシーに乗り換える必要があります。
名古屋から上高地までの料金・時間・乗り換え回数を比較
まずは、公共交通機関を利用した場合の料金や所要時間を比べてみましょう。
| 行き方 | 片道料金の目安 | 所要時間の目安 | 乗り換え |
|---|---|---|---|
| 直行バス | 8,800円 | 約6時間5分 | 0回 |
| 高速バス 高山経由 | 6,300円前後~ | 約4時間30分~5時間30分 | 2回 |
| 高速バス 松本経由 | 7,450円前後~ | 約5~6時間 | 2回 |
| 特急しなの (松本経由) | 約10,080円~ | 約4時間30分~5時間 | 2回 |
| 特急ひだ (高山経由) | 約8,610円~ | 約4時間30分~5時間30分 | 2回 |
※料金は大人1人の片道料金の目安です。指定席の利用や乗車日、乗り継ぎ時間によって変わります。
乗り換えの少なさでは直行バスがわかりやすい一方、現在の名古屋発便は夜行バスです。
夜行バスが苦手な方は、他のルートも選択肢に入ってきますね。
名古屋から上高地まで【直行バス】で行く方法
できるだけ乗り換えを減らしたい方に便利なのが、名鉄バスセンターから出発する上高地行きの直行バスです。
2026年度の名古屋発便は、名鉄バスセンターを23時10分に出発し、翌朝5時15分に上高地バスターミナルへ到着します。
夜に名古屋を出て、眠っている間に上高地まで移動できるため、到着した日の朝から散策できるのが大きな魅力です。
直行バスの経路
名鉄バスセンター
↓
新穂高ロープウェイ
↓
平湯バスターミナル
↓
上高地バスターミナル
途中で新穂高ロープウェイや平湯バスターミナルに停車しますが、上高地まで乗り換える必要はありません。
大きな荷物を持ったまま駅やバス乗り場を移動しなくてよいので、初めて上高地へ行く方にもわかりやすいルートですね。
直行バスの料金
2026年度の名古屋発・上高地行きの料金は次のとおりです。
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 名古屋から上高地・片道 | 9,000円 |
| 名古屋から上高地・WEB料金 | 8,800円 |
| 名古屋と上高地の往復 | 16,000円 |
| 往復のWEB料金 | 15,600円 |
WEB料金は、ハイウェイバスドットコムで予約し、クレジットカード決済をした場合に適用されます。
窓口で購入するより安くなるため、インターネットから予約するのがおすすめですよ。
2026年度は4月24日から10月18日までの特定日に運行されます。
毎日走っているわけではないので、最初に旅行日が運行日に含まれているか確認しておきましょう。
運行日や空席状況は、名鉄バスの名古屋・上高地線で確認できます。予約もこちらからできますよ。
直行バスを利用するメリット
直行バスの一番の魅力は、やはり乗り換えがないことです。
松本駅や高山駅で乗り換える必要がなく、一度バスに乗ればそのまま上高地バスターミナルまで連れていってもらえます。
朝5時台に上高地へ到着するため、河童橋周辺だけでなく、大正池や明神池までゆっくり散策する時間も確保しやすいのも嬉しいポイント。
上高地発の帰りのバスは16時30分発なので、日中の滞在時間を長く取れるのも魅力ですね。
直行バスを利用するデメリット
直行とは言え高速バスなので、どうしても道路の渋滞や天候によって到着が遅れる可能性があります。
また名古屋発は夜行便なので、バスの中で眠れない方には少しつらく感じるかもしれません。
到着後すぐに散策する予定なら、ネックピローやアイマスクなどを用意し、できるだけ移動中に休めるようにしておくと安心ですよ。
\筆者お気に入りのネックピロー&アイマスク/
高速バスを乗り継いで名古屋から上高地へ行く方法
名古屋から高速バスを利用する場合は、松本を経由するルートと高山を経由するルートがあります。
どちらも上高地まで一本では行けないため、現地の鉄道や路線バスへの乗り換えが必要となってきます。
| 比較項目 | 松本経由 | 高山経由 |
|---|---|---|
| 片道料金の目安 | 7,450円前後~ | 6,300円前後~ |
| 乗り換え | 2回 | 2回 |
| 主な乗り換え場所 | 松本駅・新島々駅 | 高山・平湯 |
| 上高地までの交通 | 電車+路線バス | 路線バス+シャトルバス |
高速バスの松本経由と高山経由を比較
2つのルートの大きな違いは、松本経由では前泊が必要ですが、高山経由なら当日中に上高地へ到着できることでしょう。
| 比較項目 | 松本経由 | 高山経由 |
|---|---|---|
| 上高地への到着 | 翌日(電車・バスの場合) | 当日 |
| 片道料金の目安 | 6,810円~+宿泊費 | 6,300円前後 |
| 乗り換え | 1~2回 | 2回 |
| 移動日数 | 1泊2日 | 日帰り移動も可能 |
| 名古屋からのバス | 1日2便 | 1日複数便 |
| 途中の交通 | 電車+路線バスまたは直行バス | 路線バス+シャトルバス |
| 予約 | 上高地行きも予約推奨 | 高山以降は予約不可 |
| 主な特徴 | 翌朝早くから散策しやすい | 宿泊せず上高地へ行ける |
松本経由は前泊を含めて計画する必要がある
名古屋から松本へ向かう高速バスは、最も早い便でも松本到着が16時頃です。
この時間には上高地行きの交通機関が終了しているため、バスや電車では当日中に上高地へ移動できません。
そのため基本的には松本駅周辺で前泊し、翌朝に上高地へ向かう流れになります。
高山経由なら当日中に上高地へ行ける
高山経由では、名鉄バスセンターを7時に出発すると、高山濃飛バスセンターへ9時50分に到着します。
高山を10時40分、平湯を12時に出発するバスへ乗り継げば、上高地への到着は12時25分頃です。名古屋から約5時間30分かかりますが、前泊せず当日中に上高地へ行けます。
ただし、到着は昼頃になるため、上高地で過ごせるのは午後が中心です。到着後に歩きたいコースと帰りのバス時刻を、あらかじめ確認しておきましょう。
そのまま上高地で宿泊するのもおすすめですよ。
高速バス松本経由のルート
松本経由では、名古屋から高速バスで松本バスターミナルへ向かい、松本駅から松本電鉄上高地線に乗り換えます。
その後、新島々駅からバスに乗って上高地へと入る形となります。
名鉄バスセンター
↓ 高速バス
松本バスターミナル
↓ 徒歩
松本駅
↓ 松本電鉄上高地線
新島々駅
↓ 路線バス
上高地
名鉄バスセンターから松本バスターミナルへの移動
名古屋から松本までは、名鉄バスセンターから出発する予約制の高速バスを利用します。
現在運行している名古屋発・松本行きは、1日2便のみです。
| 名鉄バスセンター発 | 松本バスターミナル着 |
|---|---|
| 12時10分 | 15時37分 |
| 17時10分 | 20時37分 |
所要時間は約3時間30分。道路状況や渋滞によって到着が遅れることもあります。
時刻や運賃の最新情報は、名鉄バスの名古屋・松本線で確認してくださいね。
名古屋ー松本の高速バスは最も早い便でも松本への到着は16時頃です。
この時間から上高地行きの電車とバスには乗り継げないため、到着日は松本駅周辺に宿泊し、翌朝に上高地へ向かう流れが基本となるでしょう。
松本バスターミナルから松本駅への移動
松本バスターミナルから松本駅までは、歩いて3分ほど。
バスターミナルを出て目の前にあるので迷うことはないかと思います。
松本電鉄上高地線はJR線とは別の路線ですが、改札はJR線と同じ場所にあります。
駅の案内表示に上高地線・新島々方面と書かれているので、それに沿って進めば大丈夫ですよ。
松本駅から新島々駅へ
松本駅から新島々駅までは、松本電鉄上高地線で約30分です。
新島々駅が終点なので、降りる駅を間違えたり乗り過ごす心配はありません。
到着したら、上高地行きの路線バスに乗り換える形となります。
電車とバスの時間は基本的に接続を考えて組まれていますが、乗車する便によって待ち時間が発生することもあるのでご注意を。
新島々駅から上高地へ
新島々駅から上高地までは、路線バスで約1時間。
途中で沢渡や中の湯、大正池、帝国ホテル前などに停車し、終点の上高地バスターミナルへ到着します。
松本駅から上高地までの電車とバスを合わせた所要時間は、トータルで約1時間30分となっています。
上高地方面のバスは予約優先制となっているので、特にゴールデンウィークや夏休み、紅葉シーズンはかなりの混雑が予想されるので、便は早めに席を確保しておくと安心ですよ。
予約はアルピコ交通公式サイトより可能です。
番外編|松本バスターミナルから上高地への直行バス
松本バスターミナルからは、上高地まで乗り換えなしで行けるナショナルパークライナーも運行されています。
| 松本バスターミナル発 | 上高地着 | 大人片道 |
|---|---|---|
| 5時30分 | 7時05分 | 5,000円 |
| 10時15分 | 11時55分 | 4,600円 |
※5時30分発は早朝割増料金を含みます。
乗り換えなしで早朝から上高地を楽しめるため、かなり人気のあるバスです。
特に連休や紅葉シーズンは予約を取りにくいため、受付が始まる乗車日の1か月前に確認することをおすすめします。
なお、帰りの上高地発・松本バスターミナル行きの直行便はありません。
予約はこちらから。
上高地から新島々駅への帰りのバスも予約優先制となっているので、帰りもバスを使う場合は予約をお忘れなく。
高速バス高山経由のルート
高山経由では、名古屋から高速バスで高山へ向かい、平湯バスターミナルで上高地行きのバスに乗り換えます。
名鉄バスセンター・JR名古屋駅
↓ 高速バス
高山濃飛バスセンター
↓ 路線バス
平湯バスターミナル
↓ シャトルバス
上高地
名鉄バスセンターから高山濃飛バスセンターへ
名古屋から高山までは、名鉄バスセンターから出発する予約制の高速バスを利用します。
始発便は7時に出発し、高山濃飛バスセンターには9時50分に到着します。所要時間は約2時間50分。
1日に12便出ているので、松本経由よりも時間を選びやすいのが嬉しいポイントですね。
到着後は同じバスターミナルから平湯温泉行きの路線バスに乗り、平湯バスターミナルで上高地行きのバスへ乗り換えます。
道路状況によって高速バスが遅れることもあるため、高山での乗り継ぎ時間には余裕を持たせておくと安心です。
最新の時刻や運賃は、名鉄バスの名古屋・高山線で確認してください。
高山濃飛バスセンターから平湯バスターミナルへ
高山濃飛バスセンターからは、平湯・新穂高線の路線バスで平湯バスターミナルへ向かいます。
バスはおおむね1時間に1本運行されており、所要時間は約1時間、片道運賃は1,600円です。事前予約はできず、当日に並んだ順で乗車します。
名鉄バスセンターを7時に出発する高速バスを利用した場合は、高山に9時50分に到着します。
その後、10時40分発のバスに乗れば、平湯バスターミナルには11時38分に到着します。
上高地まで行く方は、高山から平湯を経由して上高地まで利用できる片道3,000円の乗り継ぎきっぷがお得です。
高山濃飛バスセンターの窓口または券売機で、乗車前に購入しておきましょう。
平湯バスターミナルに到着したら、上高地行きのシャトルバスへ乗り換えます。
最新の時刻や運賃は、濃飛バスの高山・平湯から上高地線で確認してください。
平湯バスターミナルから上高地へ
平湯バスターミナルまで到着したら、上高地はもうすぐです。ここから上高地行きのシャトルバスに乗り換えます。
バスは基本的に30分間隔で運行しており、上高地バスターミナルまでは約25分。料金は片道1,500円、往復2,800円です。
高山濃飛バスセンターで高山から上高地までの乗り継ぎきっぷを購入している場合は、平湯で新しく乗車券を買う必要はありません。
そのまま上高地行きのバス乗り場へ向かいましょう。
途中、大正池や帝国ホテル前にも停車します。
大正池から河童橋まで景色を楽しみながら歩きたい方は、終点の上高地バスターミナルではなく、大正池で降りるのもおすすめですよ。
シャトルバスは予約制ではなく、並んだ順に乗車します。連休や紅葉シーズンは混み合うこともあるので、少し余裕を持って乗り換えてくださいね。
最新の運行情報は、濃飛バスの上高地線で確認してください。
特急列車で名古屋から上高地へ行く方法
電車を利用する場合も、高速バス同様松本経由と高山経由の2つのルートがあります。
- 松本経由:特急しなのを利用
- 高山経由:特急ひだを利用
どちらも名古屋駅から乗り換えなしで松本または高山まで行けますが、そこから上高地までは電車や路線バスを乗り継ぐ形となります。
名古屋から上高地へ特急列車を使って向かう場合は、松本経由と高山経由の2ルートがあります。
どちらも当日中に上高地へ到着できますが、松本経由は早く到着しやすく、高山経由は料金を少し抑えられるのが大きな違いです。
| 比較項目 | 松本経由 | 高山経由 |
|---|---|---|
| 利用する特急 | 特急しなの | 特急ひだ |
| 主なルート | 名古屋→松本→新島々→上高地 | 名古屋→高山→平湯温泉→上高地 |
| 名古屋出発最速 | 7:00 | 7:43 |
| 上高地到着最速 | 11:10 | 12:25 |
| 所要時間 | 約4時間10分 | 約4時間42分 |
| 片道料金の目安 | 約9,440円 | 約8,610円 |
| 乗り換え回数 | 2回 | 2回 |
| 上高地行きバス | 予約優先制 | 予約不要・先着順 |
※料金は通常期に普通車自由席を利用した場合の目安です。
松本経由は午前中に到着可能。少しでも早く到着したい人向け
松本経由では、名古屋駅から特急しなので松本駅へ向かい、アルピコ交通上高地線で新島々駅へ移動します。
新島々駅からはバスに乗り換えて上高地へ向かう流れです。
朝7時の特急しなのを利用すると、松本駅には9時8分に到着。接続がスムーズなら、上高地には11時10分ごろ到着できます。
高山経由より料金は約830円高くなりますが、上高地へ1時間以上早く着けるため、散策時間をゆっくり取りやすいのが魅力です。
新島々駅からのバスは予約した人が優先されるので、予定が決まったら早めに押さえておくと安心ですよ。アルピコ交通・松本~新島々~上高地
高山経由は料金を少し抑えられる
高山経由では、名古屋駅から特急ひだで高山駅へ向かいます。
高山濃飛バスセンターから平湯温泉行きのバスに乗り、平湯バスターミナルで上高地行きのシャトルバスに乗り換えます。
朝7時43分の特急ひだを利用すると、高山駅には10時16分に到着。
10時40分発のバスに乗れば、平湯温泉を経由して上高地には12時25分ごろ到着できます。
松本経由より少し時間はかかりますが、片道料金は約8,610円と安めです。
ただし、高山から先のバスは予約不要の先着順。混雑する時期は待ち時間が発生することもあるのが懸念点ですね。濃飛バス・高山/平湯温泉~上高地
時間を優先するなら松本、料金なら高山
乗り換え回数はどちらも2回ですが、松本経由は電車とバス、高山経由は2本のバスを乗り継ぎます。
上高地で過ごす時間をできるだけ長く取りたいなら松本経由、到着が午後になっても料金を少しでも抑えたいなら高山経由が選びやすいでしょう。
ただ高山経由の上高地行きのバスは予約ができないので、時間をきっちり決めたい方は松本経由の方がよいでしょう。
特急しなのを利用して松本経由で行く方法
特急しなのは、名古屋駅と松本駅を約2時間で結んでいます。
名古屋駅を朝7時に出発する特急しなの1号を利用した場合、松本駅には9時8分に到着します。
松本駅から新島々駅、上高地へと乗り継げば、午前中に上高地へ到着できる組み合わせもあるので、直行の夜行バスは嫌だけど早い時間に着きたい人にはおすすめですよ。
特急しなのを利用するルート
名古屋駅
↓ 特急しなの
松本駅
↓ 松本電鉄上高地線
新島々駅
↓ 路線バス
上高地
名古屋駅から松本駅までの料金は、自由席で片道5,630円程度。指定席を利用する場合は、通常期で6,160円前後になります。
松本駅から上高地までの運賃を合わせると、自由席利用で片道約10,080円です。
高速バスより料金は高くなりますが、昼間に移動できることや、運航便が多いのが大きなメリット。
バスに長時間乗り続けるのが苦手な方にとっても、選びやすい行き方でしょう。
特急しなのは山間部を走るため、区間によっては揺れを感じることがあります。乗り物酔いが心配な方は、酔い止めを用意しておくと安心ですよ。
特急しなのについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
松本駅以降の動きは高速バス松本経由と同様となります。
特急ひだを利用して高山経由で行く方法
高山経由では、名古屋駅から特急ひだに乗り、高山駅から平湯を経由して上高地へ向かいます。
特急ひだを利用するルート
名古屋駅
↓ 特急ひだ
高山駅
↓ 路線バス
平湯バスターミナル
↓ シャトルバス
上高地
名古屋駅から高山駅までは、特急ひだで約2時間30分です。
普通車自由席の料金は片道5,610円、通常期の指定席は6,140円となっています。
高山から上高地までの乗り継ぎきっぷ3,000円を加えると、自由席利用で片道約8,610円になります。
特急しなのの松本経由より安くなりますが、上高地行きのバスは予約ができないのがやや難点。
混み具合によっては待つ時間が長くなる恐れもでてきます。
時間には余裕を持って予定を立てることをおすすめします。
高山駅以降のルートは高速バス高山経由と同様です。
車で名古屋から上高地へ行く方法
車で行く場合は、高山市にある【あかんだな駐車場】または松本市にある【沢渡駐車場】に車を停め、上高地行きのシャトルバスかタクシーに乗り換える必要があります。
| 駐車場 | 駐車料金 | 上高地までのバス | バス往復料金 |
|---|---|---|---|
| あかんだな駐車場 | 600円/日 | 約35分 | 2,800円/人 |
| 沢渡駐車場 | 800円/日 | 約30分 | 3,000円/人 |
車で行く場合の高山ルートと松本ルートの違い
| 比較項目 | あかんだな駐車場経由 | 沢渡駐車場経由 |
|---|---|---|
| 主なルート | 東海北陸道→高山→平湯 | 中央道・長野道→松本 |
| 名古屋から駐車場まで | 約3時間・約204km | 約3時間・約236km |
| 普通車の駐車料金 | 600円/24時間 | 800円/1日 |
| 収容台数 | 約850台 | 約2,000台 |
| 上高地までのバス | 約35分 | 約30分 |
| バス往復料金 | 大人2,800円 | 大人3,000円 |
| 運行間隔 | 約30分間隔 | 約30分間隔 |
| 駐車場とバスの合計 | 大人1人3,400円 | 大人1人3,800円 |
高山ルートは、東海北陸自動車道を通って、約850台を収容できるあかんだな駐車場へ向かいます。
名古屋からの走行距離が短めで、駐車料金やシャトルバス代も少し安いのが特徴です。
松本ルートで利用する沢渡駐車場は、複数の駐車場を合わせて約2,000台を収容できます。
移動距離は少し長くなりますが、駐車できる台数が多いので、初めて訪れる人にとっては安心感がありますね。
上高地行きのシャトルバスは、どちらも事前予約は必要なく、基本的に約30分間隔で運行しています。
座席は当日の先着順なので、混雑する時期は早めの到着を意識しておくと安心ですよ。
どちらのルートが走りやすい?
高山ルートは、名古屋から飛騨清見ICまでの東海北陸道が片側2車線です。
その先の中部縦貫道と、高山市内からあかんだな駐車場へ向かう国道158号は、基本的に片側1車線。
平湯に近づくと路肩が狭くなり、急なカーブや坂道も増えてきます。
松本ルートも、中央道と長野道は片側2車線ですが、松本ICから沢渡駐車場までの国道158号は基本的に片側1車線です。
対向車とは問題なくすれ違えるものの、川と崖に挟まれた狭い区間や、カーブ、トンネルが続く場所もあります。
高速道路の区間はどちらも比較的走りやすいですが、駐車場へ近づくと両ルートとも片側1車線の山道になります。
高山ルートのほうが走行距離は短めですが、道の広さだけで見ると大きな差はありません。運転に慣れていない人は、明るい時間帯に通過できる予定を立てておくと安心ですよ。
なお、2026年7月時点では、高山側の国道158号で通行規制が続いており、普通車は市道への迂回が必要です。迂回路の運転が心配な場合は、松本ルートも検討してみてくださいね。
あかんだな駐車場を経由して上高地へ行く方法
名古屋からあかんだな駐車場へは、東海北陸自動車道を使って高山方面へ向かいます。
あかんだな駐車場経由のルート
名古屋
↓ 東海北陸自動車道
飛騨清見IC
↓ 高山・平湯方面
あかんだな駐車場
↓ シャトルバス
上高地
あかんだな駐車場の収容台数は約850台で、普通車の駐車料金は1日600円です。
駐車場から上高地バスターミナルまでは、平湯バスターミナルを経由して約35分。バス料金は片道1,500円、往復2,800円です。
詳細は、上高地公式サイトのあかんだな駐車場案内で確認してください。
シャトルバスは自由席となっており、事前予約はできない仕組みです。
連休や紅葉シーズンは駐車場や乗り場が混みやすいため、時間には余裕を持って予定を立てましょう。
沢渡駐車場を経由して上高地へ行く方法
沢渡駐車場を利用する場合は、中央自動車道と長野自動車道を通り、松本ICから国道158号を進みます。
沢渡駐車場経由のルート
名古屋
↓ 中央自動車道・長野自動車道
松本IC
↓ 国道158号
沢渡駐車場
↓ シャトルバス
上高地
沢渡地区には市営・民間を合わせて複数の駐車場があり、合計で約2,000台を収容できます。
普通車の駐車料金は1日800円。上高地までのバスは片道1,600円、往復3,000円です。
沢渡から上高地までは約30分ですが、どの駐車場に停めるかによって利用するバス停が変わります。
初めて行く場合は、バス乗り場やトイレが整っている沢渡バスターミナル周辺の駐車場を選ぶ事をおすすめしますよ。
駐車場の場所は、上高地公式サイトの沢渡駐車場案内で確認してください。
名古屋から上高地は日帰りできる?
名古屋から上高地への日帰り旅行は可能です。
ただし、交通手段によって現地で過ごせる時間は大きく変わります。
2026年度の直行バスを利用する場合は、朝5時15分に上高地へ到着し、帰りは16時30分に出発します。
夜行バスを使った0泊2日の旅行にはなりますが、上高地で約11時間過ごせるため、日帰りでも比較的ゆっくり散策できます。
車の場合も、名古屋を早朝に出発すれば日帰りは可能です。
ただし、上高地を歩いた後に長時間運転することになるため、無理のないスケジュールを組みましょう。
特急しなのの松本経由でも、早い時間の列車を利用すれば午前中に上高地へ到着できますが、直行バスよりは滞在時間は短くなります。
帰りのバスに乗り遅れると、その日のうちに名古屋まで戻れなくなる恐れがあります。
上高地を出発する時間から逆算して、余裕を持って散策を楽しんでくださいね。
朝からゆっくり楽しみたいなら前泊もおすすめ
朝の澄んだ空気や、混雑する前の上高地を楽しみたい方は、松本駅や平湯温泉周辺で前泊する方法もあります。
前日に名古屋から移動しておけば、当日の乗り継ぎにも余裕が生まれ、朝早いバスで上高地へ向かえますね。
前泊するエリアの選び方やおすすめホテルについては、別記事の「上高地の前泊におすすめのホテル」で詳しく紹介しています。
宿泊を考えている方は、交通手段とあわせてチェックしてみてください。
名古屋から上高地への行き方に関するよくある質問
名古屋から上高地まで一番安い行き方は?
公共交通機関では、高速バスで高山へ行き、平湯を経由するルートが比較的安くなる傾向にあります。
名古屋から高山までのWEB料金が3,300円、高山から上高地までの乗り継ぎきっぷが3,000円なので、片道6,300円前後が目安になります。
ただし、高速バスの料金や運行本数は時期によって変わるため、実際の旅行日で比較してください。
名古屋から上高地まで一番早い行き方は?
移動時間だけで比べると、車であかんだな駐車場へ向かい、シャトルバスに乗り換えるルートが早い傾向にあります。
公共交通機関では、特急しなので松本を経由するルートが4時間10分程度と比較的短時間です。
ただし、乗り継ぎの待ち時間や道路の渋滞によって変わるのでご注意を。
名古屋から上高地まで乗り換えなしで行けますか?
名鉄バスセンターから上高地バスターミナルまで、乗り換えなしの直行バスが運行されています。
2026年度の名古屋発便は夜行バスで、特定日のみの運行です。
上高地まで車で直接入れますか?
一般車は上高地まで入れません。
車で行く場合は沢渡駐車場またはあかんだな駐車場に停め、シャトルバスかタクシーに乗り換えます。
上高地行きのバスは予約が必要ですか?
名古屋から上高地までの直行バスと、名古屋から松本・高山までの高速バスは事前予約が必要です。
また松本ルートの新島々駅から上高地までのバスは予約優先制となっています。
一方、沢渡や平湯・あかんだな駐車場から出発するシャトルバスは自由席で、逆に座席予約はできません。
名古屋から上高地行き方まとめ|自分に合ったルートで、上高地への旅も楽しもう
名古屋から上高地までは少し距離がありますが、直行バスや特急、車など、予定に合わせて選べる行き方がそろっています。
乗り換えの少なさを優先したり、移動費を抑えたり、道中の景色を楽しんだりと、どの方法が正解かは人それぞれです。
大切なのは、料金だけで決めず、自分が無理なく移動できるルートを選ぶこと。
初めて上高地へ行くときは、乗り換えや帰りの時間が少し心配に感じるかもしれません。
ですが、経路と時刻を事前に確認しておけば、必要以上に不安になることはありません。
旅行日が決まったら、まずは直行バスの運行日や各交通機関の空席を確認してみましょう。
移動の準備をしっかり整えて、梓川の澄んだ流れや穂高連峰の雄大な景色を、心ゆくまで楽しんできてくださいね。